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―――両性具有。つまり、フタナリという存在が数万人に一人程度の割合で 実在することが社会に認知されて、十数年。 そういう人もいるのか、という程度には一般市民もフタナリ女性のことを 知るようになってきた。 もちろん、この現代社会において明らかな身分の上下などは無いし、 国の方策においても、彼女たちは一般市民と何ら変わりがない。 しかし、まだまだ彼女たちは希有な存在であり、 地域によっては、差別的な扱いを受けることもままあるというのが実情だった。 彼女―――神代円の通う学園においても、その差別意識は蔓延り、 フタナリには何をしてもいいというような風潮が漂っていた。 フタナリである彼女は、毎日のようにその肉棒をしごかれ、 弄ばれ、学園内の性玩具にされてしまう日常を送っているのだった……。